ひとり言

<オリンピックにおもうこと>

オリンピックが始まった。緊急事態なのに.。
TVのニュースのインタビューでお父さんが、言っていた
「運動会はダメなのに、オリンピックはやるんだ」
うんうん、そうだよね。
小学校最後の運動会かもしれない。

オリンピックは、4年に一度。東京で開催されるのは、50年に一度かもしれない。

でも…
卒業式は一生に一度。入学式も修学旅行も一生に一度。結婚式だって、たぶん。

なんだか、納得いかない。
もちろん、選手たちが、いのちをかけて、努力しているのもわかる。
でも、オリンピック選手以外の人たちだって、がんばっている。

いのちをかけてがんばっている人たちだって、たくさんいる。

オリンピックは世界平和を目的とした、『スポーツの祭典』
世界中コロナ禍のなか、世界中から集まることが、世界平和?

世の中のお祭りの多くが、中止されているのに。
スポーツの祭典だってお祭りじゃないのかしら?

日本中、世界中の人たち、手放しで心おきなく楽しみ、喜びべないオリンピックなんて。
歓声を上げて、みんなで騒げない祭典なんて。
観客も声援もない中で、競技するなんて。

なぜ、そこまでして開催するの?
と、わたしは思ってしまう。

だけど、開会式をテレビで見て、そんな気持ちが、少しだけ和らいだ。
選手には責任はないし、その姿は、テレビを通して、世界中の人たちに、感動をあたえている。

日本、世界中のひとたちが、勇気をもらって、少しでも元気になれたらいいなと思う。
それが今オリンピックをやる、せめてもの意義かな。

稲垣 真美

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