狂おしいほど 風鈴が鳴る黄金の海を吹き分けて夏を追いおい 野分がくる青空を覆い隠すように黒雲が広がり今にも大粒の雨が落ちてきそうだ
まて!暫しの間
遠くで聞こえる運動会の音楽子供たちの歓声
あれらが終わるまで。
佐藤 美代子