何かの問題を抱えているとき人はなかなか前向きになれない
まして精神疾患を患っていたりしたら尚のこと
うつ病の方とその家族との会話で感じたこと
ネガティブな受け答えが多い事
一例を挙げると
当人が○○したい
○○をするという考えを口にしたとき
△△には○○するのは無理だ
それはやめた方がいいんじゃないか
など否定的な受け止め方をしている会話が目につく
特に当事者の気持ちが上向きになっているときなのが気になる
当事者は不安な気持ち、
自信のない自分を何とかしようと考え行動を取ろうとしている
そんなとき周囲からこんな反応が返ってくると一歩も前進できなくなる
確かに患っている家族がいるとき空気は重苦しく、
前向きな考えは出来にくくなるだろう
当事者が患っている部分と本来の健全な部分を併せ持っていると考えてほしい
ネガティブ思考は病気の特徴の1ツである
○○が出来ないのは病気だからと考え、
したいことがあるなら周りは共感し後押しをする
私たちにも出来ないことは多くある
それを諦めるのも再挑戦するのも自由意思だ
○○をしたいとやってできない時
「やっぱり駄目だ」の考えを捨てることから始めて欲しい
そして、今回はうまくいかなかったがやる気になったこと
挑戦できたことを賞賛してほしい
それを続けていけばきっと変化につながるだろう。
佐藤 美代子