家のドアを開け、ふと感じる春の匂い・・・。
それは、
まだ小さかった頃、母と父に連れられて、
公園に遊びに行ったときに感じた匂いと同じもの。
いつの間にか寒い冬は過ぎ、
今年もまた暖かな春の空気が私を包み込む。
まるで、
父と母に守られているかのように・・・。
毎日の生活に追われる私たちは、
このような幸せに気づかなくなってしまうことがあります。
本当の幸せが身近にあるということを。
身近に感じられるものであるということを。
菊地 由里