人は年を経るごとに見かけ上の若さや美しさを失ってゆく
できていたことが出来なくなったり
知っているはずのことが思い出せなかったり
体の細胞が衰えていくのと同じように
神経細胞や五感も衰えていく
人もまた生物の一員
『老化』は当然のことなのだろう
外見上の若さや美しさに囚われ
それらを失ったことでくよくよしたり落ち込んだり
気分まで『老化』に脅かされている
確かに盛りを過ぎた植物にいくら栄養を与えても復活はしない
しかし、人間には知恵がある
自然界の摂理に順応し
その時の事情・環境などに合わせて存在し行動して生きている
それぞれの人がその時々自分のできることを精一杯努力し
存在することの歓びに感謝し続けていくことはできる
それらを忘れた時
本当の『老い』が来るのだろう
佐藤美代子
生きていく中で、色々な壁にぶつかる事があります。
「とても越えられそうもない」と気持ちが押しつぶされて
しまうかもしれません。
でも、ちょっと待って下さい。
その壁、本当に今越えなければいけないのでしょうか?
気持ちを奮い立たせて壁を乗り越えないといけない場合も
あるかもしれません。
しかし、その重圧で動けなくなってしまうのは
もったいないです。
振り返ってみてください。
昔、とても越えられそうもないと思っていたものでも
今の自分だったら簡単に越えられるものが
いっぱいあると思います。
人は成長するものです。
未来の自分にバトンをタッチして
今はちょっと遠回りして、成長してみては
いかがでしょうか?
大出 貴一
うつむき加減で行動する人
スマホを見つめ、周りに注意を向けない人
何だかとっても多くなった気がする
関係ないかもしれないが
人は辛いとき、悲しいときもうつむき加減で行動する
昔の人は、「地に足を付け、足元を見て歩け」といった
暗い夜道や足場の悪い山道などなら、今も私はそうする
もし晴れている日なら、少し目線を上げてみよう
地面の上にはないものが見えてくるはず
人々の動き、街路樹の緑
もしかしたら
どこかの角からネコが見ていたりして
もう少し上を見てみよう
今の季節なら冬の青空が澄んだ空気と一緒に
あなたの胸に飛び込んでくるかも知れない
普段から目線を上げて生活をする
辛いとき、悲しいときは
意識きして上を見る癖をつける
やがて自然と心も上向きになってくる
佐藤 美代子
ある朝、前から若い女性が4人が縦1列で歩いてきました。
手にはお弁当が入っているような袋を持って。
多分、外国の方なんだろうな。どこの国の人たちだろう?
仕事できているのかな?
語学留学でどこか学校に通っているのかな?
なんて思いながら歩いていると、
すれ違う瞬間、先頭の女性が私に
「おはようごじゃいます。」
覚えたての日本語なんだろうなと言う感じです。
見ず知らずの私に笑顔で挨拶をしてくれました。
先頭の女性から順番に4人それぞれが挨拶をしてくれました。
驚きました。
観光地でなく、ごく普通の住宅街で、
外国の方なのに、見ず知らずの日本人の私に、それも彼女達から挨拶をしてくれるなんて。
自分の住む町で外国の方から声をかけれらるなんて思っていませんでした。
最近、人間関係が希薄になってきていますよね。
ご近所同士の付き合いもなくなってきて、新しく挨拶をする人が増えることもない。
人と関わることが苦手で、人に声をかけることができない人も多くなっています。
そんな中でのこの出来事。
驚きと同時に私も自然と笑顔になり、4人それぞれに挨拶をしました。
また彼女達に会えるかなぁ。
次は、私から挨拶しよう。
そして、もう一言、話をしてみよう。
たった何秒の出来事ですが、
私をほっこりさせてくれた何秒でした。
和 さかえ
空をみあげる。
忙しく毎日を過ごしていると、
空をみあげるなんてなかなかしないですよね。
空をみあげます。
それから深呼吸。
ゆっくりと吸って。
ゆっくりとはく。
深呼吸を2回3回
みあげた大きな空から体の中にエネルギーが入ってきます。
大きな空がとびきりの優しさで包み込んでくれます。
あなたは自然から愛されているのよという愛情をくれます。
そして、
大丈夫よ、すべてOK!とささやかれ
安心できるゆったりとした気持ちになれます。
これが大きな空からのエネルギーです。
幸せを感じることができる大きな空からのご褒美です。
頑張っている人へのご褒美です。
みなさんも空をみあげてみませんか。
大きな空からのご褒美が届きますよ。
和 さかえ